ファンタジー便利屋探偵的短編 金の亡者 〜便利屋は墓場に住んでいる〜
「俺はどうやってお前への信仰を高めるんだ?」

「わたしは“富の神” 。貨幣を集めて奉納することで信仰となるの」

「……それはつまり、上納金を納めろってことか?」





マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合の作者の短編

なぜ短編なのかといえば
3章から更新がないから
でもまあ話は完結してるのであえて短編と紹介。

https://ncode.syosetu.com/n3180fa/

裏稼業で金のためなら何でもやるフリーの男が
めでたくぶっ刺されてひん死

そこに異世界で、信者に過去加護を与えすぎ
世界規模の災害を起こして邪神扱いされている富の神ガネーシャがスカウト
ネーシャ自身は邪神では無いのだけど、世界でもうぬぐえない邪神の代名詞として定着

いっこうに寄付や信心がたかまらないので、この死にかけの男
日本の裏社会で金儲けに精を出していた釛臥(かねが)全(ぜん)
をスカウト。世界で一人の信者として、使徒として生きながらえさせる代わりに
金を・・信仰を払えと契約。

といったっ感じの話。

力押しや能力ごり押しより、培った経験と人生観で謎と人生に挑む
暫定職業墓守兼何でも屋の主人公の活躍は読みごたえがある。

また主人公が墓守をしてる関係で検死や怪しい事件へかかわる関係も自然でいい

あと加護を使わないかといえば必要なら使う
あまり使わない理由は簡単

ほとんど有料だから、富の神だしね。

そのほかの登場人物も、場末の町にふさわしい曲者が多い。
ガチレズの薬草師の情報屋や
ラクドスのような拷問神の団体の神官
夫の仇をと言いながらくそ怪しい黒い婦人

173,374文字と程よいボリュームなので
アングラ系な探偵チックなノリが好きな人にはお勧め

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